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2012年8月 沖電気海外連結子会社における不適切な会計処理

沖電気工業は、スペインにある子会社において不適切な会計処理が行われていたことを公表しました。今後、外部調査委員会による調査報告が公表される見込みですが、現時点で判明している事項は以下の通りです。

・不適切な会計処理の内容;売上債権の過大計上
・連結業績に与える影響;総額で8,000百万円程度の損失リスク
(影響は過年度に及ぶ可能性あるとのことです。)

ちなみに2012年3月期の同社の売上高は428,104百万円、経常利益14,550百万円ですから、単純に比較すると、直前期の経常利益の半分以上が無くなるほどの重要性です。
沖電気は3月決算ですから第1四半期末は6月末であり、また第1四半期報告書の提出期限は8月14日ですが、同社はこの期限までに同報告書を提出することができなくなったと公表しました。今後、その1ヶ月以内(9月14日まで)に第1四半期報告書を提出できない場合には、上場廃止となります。
東京証券取引所は、上場廃止の可能性を含め、投資家に注意を喚起するため、同社の株式を監理銘柄に指定しました。

「売上債権の過大計上」は、そのまま「売上の架空家計上」を意味するのでしょう。
沖電気側は会社ぐるみでないとしていますが、この不適切な会計処理の原因として、現地採用の社長の不正の可能性があるようで、同社の社長が不正を主導している場合には、その影響は根深い可能性が高いと思われます。
今後の調査に注目しましょう。Taku
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